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萩尾高圧容器株式会社
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トピックス1

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製品紹介

【LPガス燃料電池用脱硫器】

 燃料電池は一般の発電機よりもエネルギー効率が高いことや、有害な排ガスを放出しないこと、小型にしても効率が落ちないこと等の特徴があるために盛んに研究され、地球温暖化防止に期待されています。
 燃料から取り出された水素と空気中の酸素を化学反応させて発電します。この燃料としてはLPガス・都市ガス・灯油などが期待されています。
 LPガスを燃料とすると、都市ガスの普及していない場所でも使用できるというメリットがある反面、LPガス中に硫黄分が含まれる為、この硫黄分が燃料電池に悪影響を及ぼすという問題があります。
 この問題を解決する為に当社ではLPガス中の硫黄分を除去する簡易な機器として脱硫器の開発を行いました。
 LPガスには硫黄分が含まれる為、一般に燃料電池は高性能の脱硫装置が内蔵されています。この内部脱硫装置には寿命があり、1年に1回程度の交換が必要です。また、LPガスはボンベ底部まで使うと急に硫黄分が増加する現象がおこる為、内部脱硫装置の寿命が短くなったり、燃料電池本体まで硫黄分の悪影響が及ぶ可能性があります。その為、ボンベ中にLPガスが残った状態でボンベを交換しているのが現状です。
 そこで当社の脱硫器を使用することにより、内部脱硫装置の長寿命化・ボンベ内のLPガスを使い切ることができるなどのメリットがあります。

 

 

 

[簡単操作]
LPガスボンベを交換する時が、カートリッジ交換のサイン!


・カートリッジの寿命はLPガス50㎏としました。
 ボンベが空になると寿命です。カートリッジの管理が簡単です。
・イタズラ防止の為、リングキーを採用しました。
・交換作業が簡単な為、ボンベ交換の時に同時に行えますのでランニングコストの低下につながります。


[工事不要] 
  特別な工事は必要ありません。既存のガス供給設備の圧力調整機器と高圧ホースの間に取り付けるだけです。
 写真は当社で行っている実証実験での取り付け例です。自動切換調整器を使い2本のボンベを使いきりでガスを供給しております。



[低コスト] 
  カートリッジは低価格。交換もボンベ配送員が行う為、ランニングコストが殆ど掛かりません。


[技術情報] 
  本脱硫器は、50㎏1本分の寿命を有する脱硫剤カートリッジにより脱硫します。  
50㎏容器1本に対して1個の脱硫器を設置し、ボンベ交換と併せて脱硫剤カートリッジを交換することで、燃料電池システム等の消費先へボンベ内での硫黄分濃縮に影響されない、低硫黄濃度のLPガスを安定して供給できます。  自動切替調整器の他、従来の供給設備及び配送形態を維持することができます。





[性能評価実験における脱硫器入口/出口硫黄濃度] 

 通常のLPガス供給は自然気化で行われる為、容器内の残ガス量減少時に硫黄分の濃縮が起こり、高濃度の硫黄分(100~1000ppm)を含むLPガスが燃料電池へ供給されます。
 本脱硫器により、硫黄濃縮ガスによる燃料電池触媒へのダメージが大幅に軽減されます。当社の実証実験では濃縮時においても脱硫後は15ppm以下という結果が得られています。